批評家の間で評価が二分されるクリスチャン・ラッセン。

ラッセンの歴史

ラッセンの評価が二分される理由について。二分されるのが常識、国によっても評価は分かれます。

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批評家の間で評価が二分されるクリスチャン・ラッセン。

批評家の間で、とくに論評が激しく違うのがクリスチャン・ラッセンです。

その理由はどこにあるのでしょうか。

探ってみましょう。

◇評価・評論は二分されるのが当たり前。

画家の評価というものは、好き嫌い、価値がある価値がないなど、だいたい二分されるものです。

国によっても評価は違ってきます。

たとえば日本では、コツコツ、苦労人としての生い立ちや姿勢が好まれる傾向にありますから、“苦節40年”などというキャッチフレーズがもしもラッセンに付いていたら、人気はもっと高かったでしょう。

批評家の批評といえども半分は感情であり半分はトレンドです。

◇エンターティナーの画家は評価されない。

ラッセンがとくに日本で評価されない理由は、画家というよりエンターティナー、アーティストだからです。

ビジネスライクにどこの業界とでもコラボする、パチンコ屋に行ってもラッセンの作品が台の絵になっている~。

こういう画家は日本人には好まれません。

作風とか技法とか、そういった真の部分での評価ではないような気がします。

◇ラッセンが好きというならそれが素直で純粋な感情です。

人の評価ではなく、自分の評価で接するのがもっとも後悔のないあり方です。

価値がある、値段が上がる、買い手が付きやすいなどという理由で絵を買う人がいます。

それを否定はできませんが、私ならラッセンの絵を“自分が好きか嫌いか”で決めます。

そうすれば何十年経っても後悔しません。