ラッセンのことを悪く言う人がいます。なぜ嫌われるのですか?

ラッセンの歴史

ラッセンのことを悪く言う人が多いのはなぜ?画家は赤貧で当たり前という固定概念など、いくつかの理由があります。

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ラッセンのことを悪く言う人がいます。なぜ嫌われるのですか?

ラッセンを好きなもいれば、かたきのように嫌う人もいます。

なぜでしょうか。

日本人特有の固定概念のせいかも知れません。

私なりの意見をお話しします。

◇苦労を積み重ねるのが画家という固定概念。

昔は、画家というものは1日中アトリエにこもっていて、キャンパスと向き合っているのが普通。

売れない画家の女房は自分の着物を売って生活の足しにしていた。

日本人には古くからそんな画家のイメージがありました。

ヨーロッパにおける18世紀の頃の画家は、パトロンが見つけられればたいしたもので、大半の画家はカフェに行って知り合いの席に座って食を乞うような姿が普通でした。

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◇画家は貧乏なもの、苦学・赤貧でこそ偉い。

だから売れるようになった画家には逆にファンが殺到するといった二極化がすすんだのです。

ラッセンのように、そうしたイメージからはほど遠く、四足・五足ものわらじを履くようなエンターティナーなど、想像もしていなかった人間の出現です。

苦学も赤貧もなく、億万長者の画家であり表現者です。

とくに日本人は固定概念を持つ人が多く、画家像からかけ離れたラッセンのような育ちのアーティストには嫉みも付いて回ります。

◇ラッセンをはじめ、これからは画業を趣味の一部と考える多芸多才な人間が多く輩出されてくるでしょう。

昔とは違って、現代では“生まれながらにして天才肌の子ども”が増えました。

貧困世代ではないので、日本人がもっている画家像も転換させる必要があります。

ラッセンのような芸術家に対しても、純粋に絵の素晴らしさを評価して欲しいものです。