ラッセンの絵は露出度が高いから価値が低いと言われました。

ラッセンの歴史

露出度の高いラッセンの絵は、希少性がなく価値が低いのでしょうか?ある意味ではその通りです。

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ラッセンの絵は露出度が高いから価値が低いと言われました。

ラッセンをよく知る人は、ラッセンの絵を買って自分の部屋に飾ろうとしません。

大切な絵が日常的に他の場所で見ることができ、興ざめもするからです。

希少価値とは何でしょう。

◇露出度のマネジメントで価値は上がる。

露出度が低ければ希少価値が上がり、高ければ下がるというのは一理あります。

クリスチャン・ラッセンの絵に限らず、絵画や骨董品はその希少性によっても価値が変わります。

簡単に言えば200枚程度は簡単に刷れてしまう石版画は価格が安く、油絵などの原画は価格が高いです。

同じバラの絵でも、リトグラフと原画とでは10倍以上の開きがあります。

◇違う業界にまで浸食してしまったラッセン。

露出度が低いといっても、画家や作品自体に人気がなければ希少価値は出ません。

たとえば露出度の比較的大きいアンディー・ウォーホールなどは、世界的に人気がある作家なのでリトグラフでも高価です。

アンディー・ウォーホールの作品については⇒https://matome.naver.jp/odai/2137680013810827701

ラッセンはどうかというと、おもちゃ屋さんのパズルやトランプ、ゲームコーナー、カレンダーなどにもなっており、パチンコ屋の台にも使われています。

こうなると絵画としての価値は保ちにくくなります。

◇ラッセンが狙っているのは画家としての価値ではなく、エンターティナーとしてより多くの人に海の素晴らしさを知ってもらうことです。

ラッセンは画家としての自分を大事にしていこうとは思っていません。

それよりはラッセン自身がいろんなところに顔を出すことで、海の素晴らしさを知ってもらえるようになることが大事なのです。

絵の価値を重んじているのはユーザー自身です。